【海外赴任帯同 第6話】スクールバス運転手、露店に寄り道して焼きそばを食べる。そして私、痔になる。

登校初日、謎のおじさんの普通車に子供たちと一緒に乗り込んでしまった年下妻。

実はあの行動、思わぬ迷惑をかけていたことが後日判明しました。私が乗り込んだせいで他の子が別のバスに回されることになってしまったようなのです。

本当に申し訳ありませんでした……!

その後は別の子も一緒に同じ普通車での送迎が数日続きましたが、しばらくしてようやく「それらしい」スクールバスに切り替わりました。なぜ最初普通車だったのかは今でも謎のままです。

スクールバスになってホッとしたのも束の間、今度は新しいドライバーのおじさんがまた胡散臭い。

なぜかバス代の支払いを求めてくるのです。

学費と一緒に年払いでバス代も払ったはずなのに。会社の人にも間に入ってもらって交渉しましたが、結局「別途支払い」ということになりました。結構な金額です。めちゃくちゃモヤモヤしましたが、渋々毎月支払うことにしました。

さらに問題が続きます。

お迎えの時間がテキトーすぎる💢

「朝5時に来ます」と言われていたのに、6時頃に来る日もあれば、4時半前に来る日もある。さすがに「いい加減にしてください」と言ったところ、一応5時前後には来てくれるようになりました。

他の子の親御さんたちはこのテキトーさをどう思っているんだろうか…と不思議でなりませんでした。

学校まで普通に走行できれば約20分の距離。でもバラバラな場所に住んでいる子たちを順番に拾いながら、渋滞しがちな道を走るのでかなりの時間がかかるのはわかります。

我が家はお迎えが1番目。毎朝5時出発です。

そして帰りは最後から2番目。夕方の渋滞もあって、帰宅は19時前後。子供たちはバスの中で寝ていたそうです。そりゃそうです、そうでもしなければ体力がもちません。

始業時間は朝7時。日本より早いので朝5時出発はまぁまぁ納得できます。でも下校は15時半なのに帰宅が19時って、遅すぎませんか?

子供達に理由を聞いてみると、全員が揃わないとバスが出発しないルールで、渋滞にも巻き込まれ、運転手さんが途中で露店に寄って焼きそばみたいなものを食べながら帰るとのこと。

露店で焼きそば。なんじゃそりゃ💦

日本じゃ絶対に考えられませんよね。海外の全てがそうだとは思いませんが、いい加減だなと感じることが本当に多かったです。

コンドミニアムの我が家の部屋のオーナーさんはとても親切な方でした。

リビングのエアコンの効きが悪いと伝えると、大型タイプに取り替えてくれました。洗濯物は全て部屋干しだったのでこれは本当にありがたかったです。部屋に置いてあった大きな植物やおしゃれなオブジェも、「子供が万が一壊してしまっては困る」とお願いしたところ快く撤去してくれました。

ただし、工事をしてくれる業者さんは超テキトーでした。

「明日行きます」は嘘です。何日待っても来ない。「今行きます」も嘘です。

待っていても全然来ないから、ちょっと買い物に出た日に限って「行ったのにいない!」と文句を言われる。

な・ん・な・の💢

でも毎度のこととなると、そんなことにも慣れてしまうんですよね。もともと岩石並みにカチコチな頭だった私が、「まぁそんなこともあるよねぇ」とだいたいの理不尽を受け止められるようになりました。

そういえば海外転居してから数日後の話ですが、私には試練が訪れました。

脱肛です。いわゆる「痔」です。

海外に来てまだ数日のある日。学校見学であちこち出回っている最中に、めちゃくちゃ痛くて全然落ち着かない状況になりました。1日、2日はどうにかこうにか我慢して過ごしましたが、いよいよ起き上がるのもしんどいレベルになってきた。

でも薬は持ってきていないし、病院もわからない。

とりあえず近くの薬局へ行くことにしました。

恥ずかしいので「自分が使うわけじゃないですよ」という涼しい顔で店内を探しますが、全然見つからない。仕方なく店員さんに聞きました。

「すみません、痔の薬はありますか?」

「病院に行け」

「病院は行きたくないです。薬が欲しいんです。座薬はないですか?」

「病院に行け」

薬は売ってもらえないの?!

もう限界、立っていられないくらいの激痛。ヨボヨボしながら帰宅して横になりました。子供たちは心配してくれていましたが、うっすら笑っているようにも見えました。

痔の当事者は真剣です。でも外野がちょっと笑ってしまう気持ちもわからんでもない。チっ

夫が帰宅して私が具合悪そうにしているのを見て、すぐに病院の手配をしてくれました。会社経由で加入していた海外保険を使ってタクシーで向かいます。

激痛でまっすぐ立てないのでよたよた歩いていたら、病院のセキュリティの人が車椅子を持って迎えに来てくれました。

「大丈夫です!歩けるし、重病じゃないです、ただの痔ですから!」

一生懸命伝えましたが「乗れ!」の一点張り。

結構な大病院なので、車椅子に乗せられたまま院内をかなりの距離を移動させられました。しかも夫はというと、めちゃくちゃ笑いながら車椅子の上で苦笑いしている私をパパラッチのように少し離れたところから追いかけながら動画に撮って楽しんでる💢

子供たちもめちゃくちゃ笑ってる!

あんたたち、心配してたんじゃないのか!

その後は座薬してもらってすぐ帰れると思ったら大間違い。

点滴になりました。しかもゆーっくり落ちる点滴。早く帰りたいのに!子供たちはまだ学校が決まる前だから良いとして、夫は翌日も仕事なのに。

帰宅したのは真夜中の2時頃でした。ごめんね夫よ。

ちなみに初めての現地病院でもう一つ驚いたことがあります。院内が恐ろしく寒い!上着を着ていても寒い!冬かと思うレベルのエアコンの効きっぷりで、病気を治しに来たのに風邪を引くかと思いました。看護師さんたちが忙しく動き回っているからかもしれませんが、とにかく寒すぎてびっくりでした。

海外で病院にかかる際は、上着をお忘れなく。

今でもあの時の動画をたまに見てはニヤニヤ笑っているので、まぁ良いんですけどね。笑

次回へ続く!

年下妻

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